屋号「くらや」の由来

幕府米蔵「浅草御蔵」にちなみ「くらや」へ

江戸時代の蔵前川岸には、幕府の米蔵「浅草御蔵」がありました。
一番掘りから八番堀まで串のように堀がつくられ、67棟354戸前の蔵が立ち並び、毎年40万石の米が日本中から一堂に運ばれてきました。
ここから旗本や御家人に、年に3度の蔵米の支給がされていました。
「浅草御蔵前」とは、現在の蔵前一丁目から四丁目にあたる地域のようです。
由緒ある地名をお店の暖簾に記しています。

O'kuramae Old meets New

新しく変わりゆくまちに古いデザイン

東京オリンピックを翌年にひかえた令和元年に創業いたしました。
浅草、上野、浅草橋の中間に位置する「蔵前」は、訪日客で賑わう一方で、アクセスの良さからタワー型マンションやゲストハウスが増え、この十余年で街並みは大きく変わりました。
長く親しまれてきた古い商店が次々に姿を消していくなか「浅草御蔵前」に残していきたい風景を灯します。

 

くらやの提灯

魚の尾鰭となまこ壁がモチーフの紋章

江戸時代のお寿司

「江戸町民のファストフード」

握り寿司の誕生には諸説ありますが、文政年間(1818〜1831)に両国の華屋与兵衛が岡持ちで売り歩いたことが始まりとされています。
庶民に人気となり、屋台を構えその後お店へと発展したようです。
当時の握りずしはとても大きく箸では持てないほどの大きさであったため、手で食べるもので、食べやすく半分に切って出したことから2貫づけがはじまったようです。
歴史あるこの地で、便利で気軽に食べられる「海鮮丼」をご提供いたします。

江戸時代の風景

ごあいさつ

気軽でヘルシーな「ふだんごはん」

おうちで食べるごはんが充実すれば、きっと毎日はもっと楽しくなるはず。
テイクアウト専門店の「くらや」は、毎日食べても飽きず、家計にも優しいリーズナブルな「ふだんごはん」のお店づくりを目指しています。
一つひとつの海鮮丼に、想いを込めて。
みなさまと一緒に、便利で暮らしやすい街づくりをしてまいります。

末永くご愛顧くださいますようよろしくお願い申し上げます。

くらや店主 令和元年師走